抗真菌薬は飲み薬でもある

真菌症は、爪や皮膚などが感染する表在性真菌症と皮膚表面より奥の組織が感染する深部皮膚真菌症、消化器官や呼吸器系などの全身の臓器が感染する深在性真菌症に分けられます。真菌産生の毒素による中毒症状であるマイコトキシン症、過敏性肺臓炎やアレルギー性の気管支肺炎症などの真菌によるアレルギーなどもあります。
一般的に真菌症治療には、感染症の種類や患部の位置により、外用薬や内服薬、静脈注射薬など抗真菌薬の投与方法が異なり、処方される抗真菌薬の主成分も異なります。
深在性真菌症は、ステロイドや免疫抑制薬を投与された免疫力の低下した患者が感染し易く、治療には全身に対する抗真菌治療薬が静脈注射や内服薬として投与されます。
深在性真菌症の治療薬は、一般的に毒性の高いアムホテリシンBが静脈注射として処方されていますが、投与総量が4gを超えると永久的に腎不全となる腎毒性に加え、骨髄機能を抑制し貧血などの重篤な副作用症状を発現します。
又、深在性真菌症の原因菌により、フルコナゾールやイトラコナゾール、ポリコナゾール、フルシトシン、ナイスタチンなどが抗真菌内服薬として処方さます。
抗真菌アゾール系のフルコナゾールやイトラコナゾールなどのトリアゾール誘導体は抗真菌効果が高く、低腎毒性なので内服薬として処方が可能であり、慢性真菌症の外来治療を容易にしています。
フルコナゾールは、半減期が24時間を超える為に1日1回投与が可能であり、クリプトコッカスやコクシジウム性髄膜炎に有効とされています。
イトラコナゾールは、リンパ皮膚型スポロトリクム症やヒストプラスマ症、ブラストミセス症、パラコクシジオイデス症の標準治療薬として処方されています。

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